「犯人」は、自分の中にいた。
50年の経営者人生の終盤、私はとんでもないものを見つけました。
当時の私は気づいていませんでしたが、本当に苦しかったのは問題そのものではありませんでした。
・自分が倒れたら会社はどうなるのか
・後継者は本当に引き継げるのか
・このまま進んで会社は残るのか
そうした、正体不明の“恐怖”だったのです。
人の問題、売上、お金、組織、後継者。何かが足りないからうまくいかないのだと考えていました。
ところが、長男にバトンタッチしてから分かったのです。これらの問題の大本は全て、私の中にありました。 家族とコミュニケーションがうまく取れない原因すら、私自身にあったのです。
自伝を書くことで見えてきた「根っ子」
私は退任後、自伝を書く中で「犯人」を見つけました。 それが「根っ子」です。
根っ子とは、性格ではなく、長い時間の中で潜在意識の奥深くにできあがった「判断や行動を無意識に決めている土台」のことです。
- ・任せたいのに任せられない
- ・言わなくても分かるはずと思ってしまう
- ・自分が見ていないと不安になる
藤井薫 著
『犯人は自分の中にいた。』
嘘のように晴れました。