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製麺機を作るのをやめたのではありません。「製麺機を売る会社だ」という思い込みを手放したのです。
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● 経営者の根っ子レター ROOTS LETTER
50年経って、初めて分かったこと

製麺機屋を
やめた日。

会社が大きく伸びた本当の理由は、製品でも、営業でも、私の働く時間でもありませんでした。
ロッキー藤井|根っ子学®創始者・大和製作所創業者
経営者の皆さまへ。なぜ、あの時から会社が大きく伸び始めたのか。50年間の経営を振り返り、最近になってようやく、その答えが見えてきました。
製品が良くなったからだけではない。
営業を頑張ったからだけではない。
私が人一倍働いたからだけでもない。
もちろん、どれも必要でした。しかし、もっと大きな転換点がありました。それは、私が「製麺機屋」をやめた日です。
THE TURNING POINT
製麺機を作るのをやめたのではない。
「製麺機を売る会社だ」という
私自身の思い込みを手放したのです。

一生懸命働きながら、同じ場所を回っていた

私は27歳で独立しました。エンジニアですから、良い製品を作れば、お客さまに喜んでもらえると信じていました。
もっと良い機械を作る。性能を上げる。故障を減らす。もっと働き、もっと売る。決して怠けていたわけではありません。むしろ、ものすごく熱心でした。
忙しいことと、
会社が進化していることは同じではない。

問題を解決し続けることが、前進とは限りません。

同じ問題を繰り返していれば、毎日一生懸命に働きながら、昨日と同じ今日を回っている可能性があります。

セブン‐イレブンの話を聞いて、考え込んだ

ある時、モスバーガー創業者・櫻田慧さんの知人である経営者から、当時急成長していたセブン‐イレブンの話を聞きました。
私が受け取った視点

単に商品を売るコンビニではない。

町の酒屋、米屋、たばこ屋などの生業店を、新しい時代に合う店へ衣替えさせ、繁盛できるようにする。「生業店繁盛支援会社」なのではないか。私はそう受け止めました。
「では、大和製作所は何の会社なのだ?」
さらに考えました。「お客さまは、本当に製麺機が欲しくて、製麺機を買っているのだろうか?」

お客さまが欲しいのは、製麺機ではなかった

お客さまが望んでいたのは、美味しい麺を作り、喜ばれ、繁盛し、利益を出し、家族や社員を幸せにし、店を長く続けることでした。その未来を実現する手段として、製麺機を買ってくださっていたのです。
BEFORE

製麺機を売る会社

AFTER

麺専門店繁盛支援会社

MISSION AS ROOTS

「何を売るか」から、
「何のために存在するか」へ。

問いが変わったとき、会社の根っ子が変わりました。そして「次に何をすべきか」という答えまで変わりました。

使命が変わると、仕事が自然に広がった

「麺専門店繁盛支援会社」なら、良い機械を売るだけでは足りません。使命から、次の三つが生まれました。
01 365日メンテナンス
週末もお店の商売を止めない体制。
02 麺学校
麺づくり、店づくり、経営まで学ぶ場所。
03 伴走支援
機械を渡して終わらず、繁盛まで一緒に走る。
すべては「お客さまを繁盛させる」という
一つの根っ子から生えた枝でした。

50年経って、因果関係が見えてきた

会社が大きく変わる前に、経営者である私の見方が変わっていました。
01 経営者の見方が変わった
02 使命と判断基準が変わった
03 サービスと社員の方向が変わった
04 お客さまとの関係が変わった
05 結果として会社そのものが変わった
枝を一生懸命引っ張ったのではありません。根っ子が変わったから、新しい枝が次々と伸び始めたのです。

努力を増やす前に、問いを変える

朝早くから夜遅くまで働き、勉強会へ参加し、AIも学び、社員にも一生懸命指導する。それでも売上が横ばいで、人が育たず、自分ばかり忙しく、後継者に任せられない。
その時、さらにアクセルを踏む前に、問いを変えた方がよい会社があるのではないでしょうか。
これまでの問い

どうすれば、もっと売れるか?

根っ子からの問い

私たちは、何のために存在するのか?

あなたの会社は、本当は「何屋」ですか

これは業種を尋ねているのではありません。私が尋ねたいのは、もう一段深いところです。
あなたの会社は、お客さまの「何」を
より良くするために存在していますか。
お客さまは商品を買っているのでしょうか。それとも、その商品によって得られる「より良い未来」を買っているのでしょうか。
NEKKOLOGY®

見えない心の暗黙知を、見える形式知へ。

根っ子学®は、経営者の体験、価値観、使命、恐れ、思い込み、判断の癖を言語化・構造化し、経営、家族、承継に生かせる形へ整える技術です。
経営コンサルでも、自己啓発でも、スピリチュアルでもありません。
経営者の内的構造を扱い、本人が気づき、選び直し、小さな行動へ変えるための伴走です。
最後に、二つだけ質問させてください

あなたは今日も、
「昨日と同じ今日」を
一生懸命繰り返していませんか。

そして、あなたの会社は、お客さまの何を良くするために存在していますか。
「私たちの会社は、本当は○○を良くする会社です」
この一行だけでも結構です。正解はありません。私は一つひとつ、真剣に読ませていただきます。
ロッキー藤井へ一行を送る →
このメールへ、そのまま返信していただいても構いません。
AUTHOR

ロッキー藤井(藤井 薫)

大和製作所創業者・根っ子学®創始者。製麺機事業を世界各国へ展開してきた経験を、人の心・家族・経営・承継の「見えない根っ子」を見える化する研究へつないでいます。
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© 根っ子学® / ロッキー藤井
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